1947-08-29 第1回国会 参議院 国土計画委員会 第4号
現に昨年の震災の場合において、高知縣の如き公共事業に十數億の損害があつた場合において、やはり災害の補助としては、高率に決めた三分の二を私共の方の手を通じて交付いたしまして、財政援助という名目によつて總額九割を高知縣に補助をいたしますので、從つて九割と六割六分の差二割四分というものが財政援助として元利補給という形で補助しておるような形になつております。
現に昨年の震災の場合において、高知縣の如き公共事業に十數億の損害があつた場合において、やはり災害の補助としては、高率に決めた三分の二を私共の方の手を通じて交付いたしまして、財政援助という名目によつて總額九割を高知縣に補助をいたしますので、從つて九割と六割六分の差二割四分というものが財政援助として元利補給という形で補助しておるような形になつております。
合わせて厚生省より移管の分が三億二千五百五十七萬圓、新規の分がちようど五千萬圓、從つて總額三億七千五百五十七萬圓ということで、勞働省が發足するわけであります。なおこの中には失業手當、保險の費用、そういつた大口の、これから出ますのはもちろん含んでおりません。今ここで提出して御審議いただきます豫算までの分が、合せてこれだけにつくつてあるのであります。
それとも失業者一人に對して、大體どの程度の額を支給するかということによつて總額をきめられるのかどうか、この點について質問したいのであります。失業者が大體どの程度出るかという點につきましては、明確なる御答辯がなかつたように考えるのでございます。